せっかくのトラックバックやコメント機能が、スパムの為に使えなくなって、標準で装備されている「spam lookup」も標準の設定ではスパムを防ぎきれず、かと言ってレベルをきつくすると、一部の普通のブログからトラックバックが受け付けられなくなる等、うまくいかないので、この「IPスパムフィルター」を導入してみました。
今回お世話になったサイト
IPスパムフィルターを MovableType で使う方法!
本家が無くなった場合の為に、引用させていただきます。
↑ここからダウンロード後、解凍して下記のファイルを編集。
「 ipcheck 」フォルダの中の「 list.cgi 」「 settei.cgi 」
1行目に
#!/usr/bin/perl
という部分がありますが、まずこれを、プロバイダで定められたPerlへのパスを指定(チカッパは変更無し)
続いてパスワードを指定。
$pass = ''; に任意のパスワードを指定。
$pass = '******';
$moji = ''; にMT で使われている文字コード[UTF-8]を指定。
$moji = 'UTF-8';
「ipchk.cgi」。IP_Base.pm と同じカレントフォルダにあるので
1行目に
#!/usr/bin/perl
これも、プロバイダで定められたPerlへのパスに修正(チカッパは変更無し)。
ファイルの修正が完了したら、アップロードし、パーミッション変更。
全体のディレクトリ構成とファイル位置。(かっこ内はパーミッションの設定値)
【ディレクトリ構成例】
blog / (ブログのカレントディレクトリ)
├ mt.cgi
├ ipchk.cgi [755]
├─ ipcheck / [755]
│ ├ list.cgi [755]
│ ├ settei.cgi [755]
│ └ 他のファイル [666]
├─ lib /
│ ├ MT.pm
│ ├ IP_Base.pm [644]
│ ├─ MT /
│ │ └ App /
│ │ ├ Comments.pm [644] (5で修正!)
│ │ └ Trackback.pm [644] (6で修正!)
│ ├─ Template /
ipchk.cgi を MT の カレントフォルダ(mt.cgiが入っているフォルダ)にコピー。
MT の カレントフォルダ(mt.cgi があるフォルダ)に ipcheckフォルダを丸ごとコピー。
IP_Base.pm を lib フォルダ(MT.pmが入っているフォルダ)にコピー。
修正前の動作確認
ブログのカレントディレクトリにコピーして頂いた「 ipchk.cgi 」をブラウザで呼び出してOK。
あれ?全部OKですが、「ブラックリストは使えません」と表示されます。
最新のブラックリスト(ip_japan.cgi)をダウンロードして、FTPでUplodeしてみました。
http://www.j-pca.com/blog/files/ip_japan.zip
やっぱり「ブラックリストは使えません」と出ますが、テストすると、英字だけのコメントはちゃんと拒否ってくれてます。
このまま様子を見てみましょう。